「Brift H 製品通信」THE LEATHER SOLE OILのススメ

定番商品としておなじみのTHE LEATHER SOLE OIL。革底は盲点だった!というまだソールオイルをお持ちでないそこの貴方。ぜひ愛靴ケアのお供にご愛用くださいませ。満を持してのご紹介です。

靴磨きと聞くとアッパーのケアがすぐに思い浮かぶと思いますが、実は革底のケアもとても大切なケアなのです。

革底に使われているのは主にタンニン鞣しを施したとてもナチュラルなレザーで、耐久性と木材のような硬さもあるので歩行に耐えうる底材となるのです。それに加え嬉しい特性として吸湿性が高く、靴内の湿気を逃す天然機能もあるので靴が蒸れにくくなるという素晴らしい素材なのです。

タンニン鞣しに使われるタンニンというのは主に柿や栗の木から採れる天然の渋を使います。この渋(タンニン)の液体がたっぷり入った水槽に半年ほど漬けてゆっくりと時間をかけて化学変化を起こし、木材のような質感になります。植物のタンニンを使うことで植物のような雰囲気に変化するというのはとても面白い現象ですよね。

耐久性があるとはいえ何もケアをせず放っておくと乾燥が進みソールが割れたり、そもそも消耗が早くなるため耐久性が落ちてきます。

なのでぜひ定期的にソールオイルを塗るのをお勧めいたします。革底の栄養補給のためだけに作られた専用のオイルが革底に栄養を与え、柔らかくなることで歩きやすくなり、その上耐久性も上げてくれます。

Brift Hのソールオイルは植物性のオイルを数種類とお酢で構成されています。石油由来のものは一切使っていないとても自然なオイルになっています。

植物オイルが植物タンニンで鞣しされた革との相性が良く、すっと革に染み込んでいきます。またお酢に殺菌作用があるため革底にカビが生えるのを抑制してくれます。夏などに濡れた路面を歩いてそのまま置いておくと革底にカビが生えてしまうことがありますがそういったトラブルも抑えてくれるのです。

Brift Hのソールオイルは2種類あります。初期からある瓶に入ったソールオイルは塗る際は刷毛やスポンジを使用して塗っていただく製品です。残量が分かりやすく、デザインも他のBrift H製品と同じ遮光瓶で金ラベルなので常に人気製品です。

ただソールオイルは手につくとベタつき、靴に垂らしてしまうとシミになってしまうので少し取り扱いが難しい製品です。その問題点を解消するために作ったのがスポンジ付きのプラスチックボトルのソールオイルです。

こちらの製品、見た目からよくキンカンとかアンメルツみたいなんて言われますが地味にかなり拘って作っています。

何に拘ったかと言いますと先端のスポンジをとても耐久性の高いものにしているのです。多くのサンプルの中から実際に革底に使用して一本使い切れる耐久性のスポンジはどれか検証してから製品化したので容器が決まるまでに1年くらいかかってしまいました。

元々革底のようなザラザラしたものに塗ることを想定していないスポンジなので、身体に塗るようのスポンジなどでは10回くらい使うと破れて使えなくなってしまいます。それをボトル一本分(おおよそ100回分)使っても破れないスポンジを採用しているので安心してガシガシ使っていただけます。

”MADE BY SHOESHINEMAN”の名に恥じぬよう、靴磨き職人目線で使いやすい製品作りを心がけているのでこういった細い点がとても重要なのです。ぜひとも靴を磨いた際の仕上げにソールオイルを塗って完成。というようにしてください。

最後に一つ注意点があります。

ソールオイルは塗りすぎると革が柔らかくなり過ぎてしまうため、頻度は多くて月に一度までにしてください。おすすめの頻度は3ヶ月に一度塗るくらいが適切だと思います。

何事も”過ぎたるは及ばざるが如し”なので塗り過ぎにはご注意ください。

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